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Shall we ガンス?

2010年04月14日 18:00

100414.jpg

『帰ってくるガンランスが、最高のクリスマスプレゼント』


まあどっかで聞いたような、年末に出るP3でガンランスが帰ってくる事を喜んだコピーです。

『おとなも こどもも おねーさんも』
世のコピーライターは凄いですね。
糸井重里だって埋蔵金を探していただけのオッサンではないんですよw
 
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モンハン落語 『野晒し』

2009年10月09日 04:23

えェ、一席お付き合いを願います。

番付というものがございますなァ。相撲に限らず色んな所でもって
この番付というものをやるン。
中にはモンハンで『ばかの番付』というものを拵いた人もいるそうで、
西にはアイテムボックスをハチミツで1ページ以上埋めたなんてえ人もいまして、
……どこかで身近で聞いたような話ですがね。

東のってェと、これが『釣りをするハンター』だそうで。
大勢のハンターは釣りクエストというものを良く思ってなかったようで。

「やつらぁ、おめえ、銭を出して買うのが惜しいもんだからよォ、
 ただで漁ろうと思ってやがってなア。
 一ン日ただ釣り糸を垂らしてやがって、あんな馬鹿な奴ァいねえ」

なんてんで、これが東の大関に収まったン。
で、中で一枚横綱がありまして、何がてえと『釣りをする人を眺める人』だってン。
なるほど、これの方が一枚上手なんですねえ。
釣れた魚が自分の物ンなるわけじゃぁない。
ま、けれども好きな人になるってえと、わきで見てるのが楽しいって人もいるそうです。

「兄貴ィ、こないだねえ、馬鹿な野郎を見たよ」

「どんな奴だい」

「それがねぇ、素材ツアーでずっと釣りやってる奴がいンだよ。
 まあそれは自分の楽しみでやってるから良いんだけどね。
 それを50分ずーーーっと見てるやつがいたよ」

「嘘だろ、いくら好きだからって、そんな長い間ァ見てる奴ァいねえよ」

「本当だってよォ。俺ァその見てる野郎を後ろからずーーーっと見てたんだから」

ってんでね、上には上がいるもんですな。

 
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モンハン落語 『ぞろぞろ』

2009年09月30日 22:39

「いよーお、マイノスの旦那ァ!これからひとっ狩りかい」

「ああ、これは親方。ご健勝の様でなにより」

「いやぁ相変わらず堅っ苦しいねえ、あんたは。
 ところでェ、皆さん集まって何をされてんで?」

「これから狩りに出るのですが、その前に仲間の無事と狩りの成功を
 我々の信じる神に祈りを奉げていたんですよ。
 皆のこれまでの来し方、各々が持つ信念もありますから、
 祈る事により心を一つに持ってチームワークを固めるようにもしています」

「へぇー、信心深ぇこってすなあー。
 う、ところでェどこの神さん宛てに祈ってんですかい?
 狩りに行く前っつーとぉ八幡様か、そうだなぁ毘沙門様ってえとこでしょ!」

「……い、いや、そちら様ではありませんが……」

「あ、分かった!こりゃ水天宮さんだな、えぇ!
 他の街で出会った(小指を立てて)コレがいるってえ話じゃないですか。
 しかも若い元キリン装備の娘だってねえ、まーあ羨ましいねこのぉ!
 きっと無事に帰って来る、だから安心して元気な子を産んでくれってね。
 えぇ、いつ孕ませた!隅におけないねこの、うどんや!

「親方、何を一人で興奮してるんですか。
 それに勝手に他人の内情を広げないで頂きたい!
 そもそも私達がが信仰する神は『ニルダ』でして……」

「ああ、『時のオカリナ』は名作でしたねえ」

「それはゼルダ!」

「あなた疲れてるのよ」

「それはモルダー!!
って誰が疲れさせてるんだ!
 『ニルダ(Gnilda)神』です!
 親方はご存知無いでしょうが、ここより遠方の国で信仰される神です。
 ……これは親方に信じて頂けるか分かりませんが、
 先日私達の信仰が届いたのか奇跡が起こりまして、これお話しましたか?」

「いやあ、とんと。どんな奇跡が起こったんです?」

「先日上位のアグナコトル討伐の依頼を受けた際に、
 私達のパーティーは壊滅寸前まで追い込まれました」

「アグナですかい!ありゃあ確かに厳しい。
 でも一番厳しかったのはイベントクエストのJUMPアグナの報酬にィ、
 2回連続でチケットが入ぇってなかった事がね!ありゃあ厳しかったあ!」

「……で、私の話の続きですが、誰もが回復薬を使い果たして満身創痍。
 しかしアグナはまだ捕獲できるところまでも追い込めていなかった……。
 これは生きて帰る事は叶わないかもしれぬと皆ニルダに祈ったその時、
 私のアイテムポーチ内に奇跡が起こったのです!」

「剥ぎ取った尻尾が消えていたとか?」

「(無視して)使い切ったはずの生命の粉塵が再び入っていました!」

「残しといたんじゃなくてですかい?」

「ええ、確かに使い切っていました。
 しかもそれを使う度に次から次へと粉塵が現れ、私達はアグナを討伐し、
 無事に帰って来られたんですよ」

「道具屋と調合屋が商売あがったりだね、こりゃ」

「街に戻ってからはその粉塵は消えてしまいましたがね、
 あれはニルダ神が遠い異国にいても信仰し続けた私達を守って下さったのだと、
 そう思っているんです」

「へぇー、感心な話もあったもんですなあ」

「以来私達はニルダへの信仰をいっそう深めました。
 ああ、仲間の出立準備が整いましたので、ではこれで失礼。
 親方のご武運と無事を我が神にお祈りしていますよ。
 ニルダの加護があらんことを!」

「ああ、こりゃどうも。マイノスさんも、へい、お気をつけなすって。
 ……へえ、お得な話もあったもんだねえ。
 使っても使っても後から後から粉塵がぞろぞろってねえ。
 これならいつも3つ持って行くところが1個ですむってえ話しだなあ。
 よしっ、ものは試しだ!おい、熊ァ、善吉ィ、辰ンべ!」

「何ですかい親方、でっけえ声出してえ」

「アグナぃ行くぞ、早ぇとこ準備しな!」

「……はぁ?昨日まで連戦してたじゃないですかィ。もうアグナは満腹ですよ」

「うっせえ、とっとと準備しな!店立て喰らわされたいか!
 さて、あいつらが準備してる間に俺はお祈りでもしてっとぉ……あれ、
 神様の名前なんてぇ言ったけえなあ……?
 に、に……ニールセン、いや違うな。に、に……兄々、これはひぐらしと。
 にー、に……ええい、この際煮魚でも煮っ転がしでも何でもいいや。
 ひとつぞろぞろってぇやつをお頼申しますよっ!



ってえ随分とひどいお祈りもあったもんですが、
ま、それ以前にこの連中何事も無くアグナを討伐してしまいまして、



「……おい、何で誰もピンチになりゃあしねえんだよ!」

「なに怒ってんすか親方、いい事じゃねえですかぃ」

「ったく、俺ァ粉塵が使いたかったんだよ、粉塵をさ!
 おい熊、大体ェ何でぇその広域+2片手剣装備は!」

「へい、サポートはお任せを」

「んなこと聞いてんじゃないよ、うぅ、俺の出番が無ぇじゃねえか!
 おい、辰!対アグナにフルアグナG装備とかガッチガチじゃねえか、ええ!」

「何ですかい、人の装備にケチつけようってんですかい。
 いくら親方だからってねえ、俺ぁフレに呼ばれますよ!
 ついこの間までアグナ連戦して慣れてるって事ぁ百も承知でしょうが。
 大体親方だって粉塵使いたいって言ってねぇ、
 武器をしまうのが遅いランス装備してきて、何をぉ言ってやんでい!」

「……ぅ分かった分かった、俺が悪かったよ。
 今度ぁ八兵衛と若旦那でも連れて来た方が危なっかしくて良さそうだなあ。
 ったく何が神様のご利益だ、こん畜生め!何がぞろぞろ来やがるってんでぇ」

「……お、親方ぁ、あれ……何ですかね……」

「何だ!何が見えるってんでぇ!」



と、指差された方を見てみると、溶岩の中からアグナコトルがぞろぞろと。



おあとがよろしいようで。

モンハン落語 『蜂蜜屋政談』

2009年09月21日 19:46

えぇ、ようこそのお運びで、え、御礼申し上げます。

普段接してるとなかなか気付き難いもんですが
仲間というものは大変に貴重な存在でして、
これがいないってぇなると非常に心細いン。

巨大なモンスターを前にして一人で奮い立つ人もいれば、
仲間に背中を預けてこそ真の力を発揮する人もいるン。

ですが、このぉ、そういった部類じゃあなくて、
たまに仲間を便利な手駒としてしか見てない人もいらっしゃるようで……




【目的を達成しました】

「ヨー、ヨー!さすが!若旦那が入ぇってると、討伐時間がダンチだね!」

「そうかい、嬉しい事を言ってくれるじゃないかい。
 お前達の粉塵もあって戦いやすかったよ」

「いやいや、あたし達ァこれぐらいしか出来やせんから。なあ」

「そうそう!俺達ァそんな大層な武器も持ってやせんし、
 罠仕掛けぇの麻痺させぇのぐれェしかお役に立てやせんで」

「そこで若旦那の煌黒槍アルトラスがモンスターを一刺しにするってぇ寸法だ!
 まったく一分の隙もないオツなお方だぁ!」

「三千世界の煌黒龍を殺し天をつらぬくは若旦那、ってえ粋な都都逸ですなあ」

「いよっ、天をつらぬくたあ若旦那、下もでやんしょ。この色悪っ!」

「誉められてんのかどうなのか分かんないねこりゃ。
 おっと、フレに呼ばれたからあたしはここで失礼するよ」




と、若旦那が向かったのは昔からお世話になっている方々で、
これが実に腕の立つ面子が揃っておりまして、




「こん^^」

「おう、若旦那かい。こんにちは」

「こんにちは、若旦那。ずいぶんとお見限りだったじゃねえの」

「いやねぇ、最近あたしに寄生するフレが増えてきてねぇ、大変なんですよぉ」

「(何言ってんだこいつ、お前も俺達に寄生してんだろ)」

「あたしのこのね、アルトラスが無いとどうしても戦えないってぇ言うから、
 しかたなくついて行って突いてあげてるんですよ(プフーッ、だれうま)」

「(匠もつけないで何を言ってやがるン)」

「(第一その武器だって俺達が寄生させてやって作ったんじゃねえか)」

「ああ、そうだ叔父さん」

「なんだい」

「ちょいとハチミツを分けてくれませんかねぇ」

「はぁ?」

「ですからハチミツをですね、分けて欲しいんですよ」

「そんなもんオフの農場で増やしゃあいいじゃねえか。
 モガの森に行きゃあすぐ採取だって出来……」

「いやですよ、そんなの。粋なあたしにはそんなの向いてないン」

「だったら、水生獣の皮からとがった牙と交換すりゃあいいじゃねえか」

「そんな野暮な下位素材なんて、粋なあたしが持ってるとお思いで?
 わかんない人達だねぇ」

「!」

「!……なあ」

「……ああ」

「すまねえが、若旦那、俺達ァ移動するわ。フレンド登録も抹消するし、
 ブラックリストにも入れとくからそのつもりでな」

「せいぜい他の寄生先を探すんだな、じゃあな」




「……な、なんだい、なんだいっ!まったく馬鹿にしやがって!
 お前達がいなくたって狩れるし、第一あたしには他のフレがいるんだからねっ!」




ってえのをあちこちで繰り返し、元々少なかったフレンドリストが寂しくなりまして、
向かった先がってえと先程の幇間達の街。




「こん~」

「おや、若旦那、フレさん所はもう良いんですかぃ?」

「あ、ああ……、あんまりあたしに寄生するもんだから切ってきちゃったよ」

「おや、コイツは随分手厳しいこって。あたし達も切られないようにしないと」

「若旦那、頑張りますから切っちゃあ嫌ですよ」

「お前達は頑張ってるからね、うん。大丈夫だよ^^
 ところで誰かハチミツを分けておくれでないかい」

「あ、じゃあ俺が」

「あたしからも、どうぞ」

「いいねえ、ここは。居心地がいいよ本当に。(それに比べてあいつらときたら)」

「じゃ、若旦那も戻って来られた事だし、ひと狩り参りやしょうか」

「今日も若旦那のアルトラスとフルエスカドラが唸りやすね、いよっ!」

「あ、それではひと狩り、(エヘンッ)ゥ参りやしょう~」

「いよーっ!六代目菊五郎もかくやだねっ!」




捨てる神あれば拾う神ありと申しますが、この世には貧乏神ってのもございまして、
油断や慢心などされてる方の所にひょいと顔を出す事もあるようでして、




「最近若旦那見ないね、どうしたんだか」

「んー、まあいいんじゃねえか?俺達もHR60まで上がったし、
 アルバ武器だって揃ってきてんじゃないの」

「ああ、そうだなあ。あの人が強かったんじゃなくて武k……」

「こん^^」

「おっと噂をすればだよ、こんにちは」

「おや若旦那、レザー一式たァ何かのお遊びですかい。火山のお篭りさんで?」

「いや、今これしか無いン」

「……は?」

「だからね、これしか無いン^^;」

「……若旦那、どういうこってす?」

「いやね、先日間違えてコンセント抜いてしまって、データが飛んでしまったん」

「はぁ……そいつぁご愁傷さまで」

「そこでね、ちょっとお前達にHR上げと装備を作るのを手伝って欲しいんだ」

「……」

「……」

「以前散々世話してやったろう。それをあたしに返して欲し……」

「お こ と わ り し ま す」

「メシウマwwwwwww」

「は?」

「ですから、お断りしますってぇ言ってるんですよ!」

「若旦那のデータが消えてメシが美味いwww」

「ちょっ、おまっ!何を言ってるんだいっ!昔の恩を忘れたとは言わせ……」

「記憶にございません」

「俺の称号を見てもらえますか?『記憶喪失』ってあるでしょwww」




そこでサーッっと若旦那の顔が青ざめまして、まあ無理もありません。
ここに来るまでに他の旧フレを頼ってみても足蹴にされ、ブラックリストされ、
ここが最後の頼みの綱とあっちゃあ流石の若旦那も腰が低くならざるを得ませんで、




「そうですかい、そこまで平身低頭するなら考えなくもないですがね」

「おいおい、面倒事を背負い込むつもりかい?」

「まあね、親方、実際に下位の時に世話になったのも事実っちゃあ事実だ。
 ですがね若旦那、今日からあたしらの事を『兄(あに)さん』と呼びなさいよ。
 それからあたしらの言う事は絶対だよ、良いね!」

「は、はい。兄さん」




それからというもの、言われた通り下働き生活が始まりまして、
オンに繋がない時はモガの森でハチミツを集めオンに繋いでは兄さん達に献上し、
運搬クエストでは兄さん達が採掘している間に若旦那一人が運ぶという、
まあ丁稚奉公というやつです。

咆哮にカウンターを入れるのを失敗しては斬り下がりで転ばされ、
兄さん達が他のエリアで採取採掘してる間にモンスターと対峙し、
決められた規定時間を過ぎて討伐した日にゃあ剥ぎ取りは一切禁止。
補助アイテムも一切持込を許されない、そんな生活が続きまして、

「お、自由区シキに若旦那がいるじゃん」

「え、まじで!俺飛ぶわ」

「あの人と狩るのは楽しいよね」

「なんつーか、脂が乗りかかって、日に日に上手くなってるよな」

なんてぇ評判も上がるようになったある日の事……




「兄さん、今日はどのクエストに参りますか?」

「……若旦那、ちょっと話がありますが、よろしいですか」

「な、何を改まって……あたしが不甲斐無いから、その、ブラックリスト……」

「いやいやいや!そんな話じゃございません。親方ぁ!ちょっとこっちに」

「へい。……若旦那、先日の件からというもの、随分と俺達の事を
 恩知らずの薄情者だと思った事でしょう」

「あ、兄さん、何を言って……」

「いや、いいんです。親方にはあたしから若旦那には厳しく当たってくれと、
 そう言ってあったんです。必要以上に厳しく当たってくれと」

「……」

「そうしないと、あなたはいつまで経っても甘っちょろい若旦那気質から
 抜け出せなかったでしょう」

「ですが今や、周囲が認めるランサーの真打だ!」

「随分、辛抱なさった……。頑張りなさった……」

「あ、兄さん、親方……あたしは何てぇ、幸せ者なんだ……」




この話が広まって、元のフレンド達とも仲を戻したという、
人情話、蜂蜜屋政談の一席で御座いました。

モンハン落語 『双剣指南』

2009年04月18日 17:39

えぇ、春ともなりますと、何かと新しい事を始めたくなる人も多いようで。
サークルですとか、スポーツですとか、転職、新規事業など様々ありますが、
この時期ひと昔前は「春は新しい恋の季節」なんてぇ言ったそうですな。
・・・・・・ふた昔も前ですかね。

まぁ、このぉ、特に習い事なんぞを始める人が多く、
スクールなんかはこの時期がかき入れ時なんだそうです。

今でこそこの、講師一人に生徒多数なんてぇ形式が一般的ですが、
昔はお師匠さんに一対一で習うのが当たり前でして、
え、これは習い事と言えど教える方と教えられる方との真剣勝負なんですな。

端唄に都都逸、声色にカッポレ、馬術にヤットウ、お琴に三味線など、
まぁ、この辺は習う人も、えぇ少なくなりましたが・・・
中にはあくび指南所なんてぇ所もあって、春眠のあくび、舟遊びでのあくび、
縁側で猫をひざに乗せてる時のあくび・・・こんな使い分けを教えていたようで・・・

馬鹿馬鹿しい事でしょうが、世の中には色んな習い事があるようで、


「おうっ!」

「あ、教官!おはようございます!」

「おうっ!これから訓練か?」

「はい。今日は双剣を勉強しようと思いまして、これから出かけるところです」

「うむ、熱心な事だ!結構、結構。
 それで、今日はどの訓練だ?闘技場か、特別か、G級か?」

「あ、いや、今日は双剣のお稽古なんで」

「だからどの訓練に行くといってるのだ?
 それによって我輩は回復薬などの準備もしないといけないからな」

「あのー、前々から言いたかったんですが、回復薬Gをモンスターの糞の中に
 隠すのだけはカンベンしてもらえませんかね?
 持つのも嫌ですし、ましてやあれに口をつけて飲むってのはちょっと・・・」

「ガハハハハ、細かい事は気にするな!」

「いや全然細かい事じゃないですよ!(ひょっとして教官はス○トロ・・・?)
 ・・・あ、双剣のお稽古に遅れますんで、自分はこれで」

「おい、だからどの訓れ・・・」

「ああ、言ってませんでしたっけ?自分は最近ドンドルマの街で、
 双剣の稽古をつけてもらってるんですよ」

「何・・・だと・・・?」

「あ、いや、別にここの訓練所が悪いってんじゃあないですよ。
 ただねえ、流石街のお師匠さんだ。教える事がいちいち粋なんすよねえ。
 どっかのマカライト鉱石を奉ってる村とは大違いだ、うん」

「粋でなくて悪かったな!実直こそ我輩の誇りだ!」

「そうだ、教官も来ませんか。実直な生き方もいいですが、
 たまには他から勉強しないと、一生モンスターの糞に回復薬隠す仕事ですよ」

「いやしかし、他に訓練所に来る者がいたら・・・」

「あんなとこ誰も行きやしませんて、さあさあ!」


なんてぇ半ば強引に連れられてやってきたのがドンドルマのお稽古場。
都会の賑やかさに教官も感心したようで、


「ほう、賑やかなものだなあ」

「でしょう。あ、ほらここです。このお稽古場で双剣を習ってるんですよ」

「なになに・・・フェニックス流最強双剣指南所。ほほう」

「ここのお師匠さんの神技術が凄いんですよ。お師匠さん遅くなりました」

「待ってましたよ、遅かったですね・・・おや、そちらの方は?」

「自分の村の訓練所の教官です」

「どうも。まあ強引に連れてこられたようなものですが、
 後進の育成のため今日は我輩、勉強させてもらいます」

「そーですか、そうですか。では『都会の』双剣の使い方をご覧に入れましょう。
 では、今日はピプノックを相手にした時の鬼神化と、チガレックスを
 相手にした時の鬼神化を練習しましょう」

「ヒプノックとティガレックスじゃあ・・・」

「よろしくお願いします!」

「では、強走薬をのんで、はい!ぎじんが!」

「鬼神化!」

「はい、そこで連続波状攻撃!いいよいいよっ!攻撃入った!
 ティガ怯んだっ、今の攻撃でティガ怯んだよっ!
 キタコレwwwほら見ーやーwはい、天鱗ゲットーw

「・・・・・・」

「なかなか良い振り方だったけど、まだまだカビプレイには届かないね」

「・・・・・・カビ・・・?」

「神、です。今お弟子さんがやった連続波状攻撃、
 これが最強双剣ハンターへの一歩なのです!」

「我輩にはただの乱舞1セットにしか見えなかったし、
 そもそも敵のいない所でやって意味が・・・」

「あるんです!お師匠さんは何より乱舞の型、イメージを大事にし、
 これまでの乱舞の概念を壊し『連続波状攻撃』へと昇華されたんですよ!」

「はい、私の事を褒めるのはいいから、もう一度ぎじんがっ!」

「鬼神化!」

「ダメダメ、もっと腕を回して!そんなんじゃ全然気持ち感じられないよ!
 双剣ハンターの気持ち伝わってこないよっ!もっと熱くなれよ!
 はい、怯んだ!今の攻撃でピプノック怯んだよっ!
 追い討ち連続波状攻撃ダメダメ足りない全然たりなあwせdrftgy!」

「・・・我輩には分からん。とんだ茶番に付き合わされたおかげで肩がこったわ」


肩をほぐすために、腕をぐるぐる回してる教官の姿を見たお師匠さん、


「上手い!さすが教官は器用だ!」



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